<aside> 💊 治療の到達目標 ・医師と共同して完全治癒を目指す

</aside>

<aside> 👉 治療の行動目標 ・白癬の病態を理解 ・確定診断前に治療開始してはいけない ・外用薬と経口薬の使いどころを理解する ・外用薬の塗り方、期間など指導できる

</aside>

病型

皮膚真菌症患者の約90%は白癬菌で約8%はカンジダ菌

そのうち白癬菌の病型としては足が約60%、爪が25%、ついで体部、股部、手となる。

病型分類

<aside> 🦶 足白癬

➡治療は主に外用薬

</aside>

<aside> 🦶 頭、顔、体の白癬

➡治療は主に外用薬

</aside>

<aside> 💅 爪白癬(足)

➡治療はSWO型やDLSO型の初期は外用薬が得意、他は経口薬推奨

</aside>

<aside> 💅 爪白癬(手)

➡白癬の場合はテルビナフィンが、カンジダ菌の場合はケトコナゾールなどのアゾール系が得意

</aside>

…と様々な病態があるが、見た目では確定診断はできない(ベテランの専門医でも判断しにくい)ので、顕微鏡検査で確定してから治療を開始するのが基本。

確定する前に治療を開始すると、もし白癬菌感染でなかった場合、それが治療で菌がいなくなったのか、もともといなかった(ただの湿疹)のか区別ができないので、必ず確定してから。

症状

水虫と言えば、かゆいイメージだが意外とかゆみを訴える人は少ない。

| 足白癬の症状

(JFW2006) n %
角化症状 840 19.9
水疱 478 11.3
鱗屑・落屑 1951 46.1
浸軟 395 9.3
亀裂 134 3.2
かゆみ 430 10.2
全体 4228 100.0

足裏などの皮膚が厚いところに白癬菌が感染すると、角化するのもあるが、生きた角化細胞に触れないこともあるので、炎症性サイトカインなどが発生せず、かゆみが起こらないケースもしばしば。

逆に言うと、足の指間の皮膚や、体部、股部などの皮膚が薄いところではかゆみが発生しやすい傾向にある。

抗真菌外用薬の適応や効能

足白癬や手白癬

抗真菌外用薬

白癬菌、カンジダ菌、マラセチア菌、いずれも適応で通ってはいるものの、実臨床ではやはり効きやすさなど考慮して選択されている。

<aside> 💊 ・3菌種全部効くのはにはルリコン、アスタット(他のイミダゾール系は効きが弱い)、アゾール系以外は白癬専門といった、ざっくりとした覚え方

</aside>